こんにちは、H・Mです。
突然ですが、「みつめむれつくり」というロボットをご存知でしょうか。
ロボット工学の世界的パイオニア、東工大の名誉教授でした森 正弘先生が開発、
1978年、沖縄海洋に出展しました。
47年経ち、ロボットはより人間に近い外観にすることが可能になり、
頭には最新のAIが搭載される。
森先生は今年1月、98歳で亡くなりましたが、森先生の言葉に
「ロボットをつくるには人間を知らないといけない。人間の心を知らないといけない」
「将来にロボット工学研究については、『倫理観』が極めて重要です。
そのためには、進歩や物欲ばかり追求し、外的環境に振り回されてはいけません。
一旦歩みを止めて、内なる心を静かに、自分の心を自らが制御し
心を自然の状態にすることが不可欠なのです。」と述べています。
そういう意味で「みつめむれつくり」から47年経った現在、
ロボット、AI、人材派遣業界も、森先生の思想とはかけ離れている気がします。