人材派遣システムの難しさについて

こんにちは、アプリテックスのH・Mです。

人材派遣システムだけでなく、人材紹介や請負、配膳紹介、マネキン紹介など

人材ビジネス向けシステムはカスタマイズを継続していくのが大変な業種システムです。

会計システム等と異なり法改正が頻繁にあります。

さらに同じスタッフが働いているのに、働き方により法律が異なります。

派遣で働けば労働者派遣法、紹介では職業安定法、2018年問題では労働契約法など

事業報告書1つ見ても派遣と紹介では異なります。

紹介の場合、正社員紹介と日々紹介は同じ事業報告書です。

同じスタッフが請負で働くことも多々あります。

請負で働いた分は派遣や紹介の事業報告書の対象にはなりません。

こんな複雑な業界のシステムに対し、1度カスタマイズをすればもう標準品とは異なります。

すべての法改正に対応していかなくてはならず、カスタマイズを行えば

プログラムの出荷テストのやり直しも必要です。テストプログラムの数も半端ではありません。

では人材派遣システムは「ノンカスタマズ型」が良いかはまた別問題です。

新現派遣会社であれば業務をパッケージソフトに合わせることは難しくありません。

ただ、他社との差別化を考えたり、現在の業務の運用をどうしても変えられない時、

会社の規模が大きくなり機能を追加したい時などはカスタマイズをやらざる

を得ないお客様がほとんどです。難しい問題の1つだと思います。

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