ホタルとDX推進(2)

ホタルが戻ってきた理由を田舎の従兄弟に聞きました。
どうやら肥料メーカーが極めて毒性が弱く、かつ害虫に強い農薬を開発したらしい。

メーカーは従来のマーケティング、効率中心でなく、環境学者、科学者、物理学者、生物学者、医者を加え、デジタル技術を駆使し、世界中の文献をあさり、大変な労力、お金を使い、限りなく無農薬・有機肥料に近づけようと努力している。  

  

一方、従兄弟は数少ない昔の悪ガキ達と農業法人を立ち上げ、
彼らは皆兼業農家で季節労働者の確保、農機具の共同利用、スケジュール管理で経費削減をしている。

またブランディングに力を入れ、米だけではなく、
田植えから収穫、稲架までの有機農法工程や、米作りの環境もYoutube等で配信している。

山菜、タケノコ、ホタル、キノコ、チマキづくり、雪景色・・・
近くにある幻の銘酒「雪中梅」の蔵元の紹介。

ファン(直の客)の増加、季節のアルバイトの確保まで、すべて同社のブランディング効果です。

 

これらは総合的な変革にインターネットを活用したDX推進と言えます。

人口減少、廃村もあわやだったのがびっくり、確かに50軒が30軒にはなりましたが、未来は明るい。

昔はただの悪ガキと思っていた従兄弟達、実は私よりはるかに賢い。

人材派遣システム業務にも参考になることが多い。
もう少し頑張らないと、ド田舎にいる従兄弟達に笑われる。

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